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物があふれている今の時代にどうやって「もったいない」という感覚を伝えればいいのか?
まずは子どもが「食べきれる量を配膳し、全部食べたらおかわりをする。自分に配膳された食べ物は残さず食べると気持ちいい」という感覚を、食事の時に身につけられたらいいですね。
ダラダラといつまでも食べていると、満腹中枢が働き、たいして食べていないのにお腹がいっぱいになってきてしまいます。
そこで「もったいない」と言われても、食事の時間が苦痛になったりもします。ただ単に残したり、捨てたりしてはいけないではなく、動物、植物といった命あるものからいただいているからこそ、「もったいない」という感覚を身につけていきたいです。食事にかける時間は20分から30分を目途にしましょう。
子どもにとって大切なものは、結構意外なものだったりするものです。
例えば、道端のつるつるした石ころだったり、石の下をめくって見つけた虫だったり。
捨てたりしたら「もったいないから」と大切にしまっておいたりしますね。
そんな宝物を大切にする気持ちを持っている子どもであれば、必ず伝わる「もったいない」精神。物を大切に扱うことは、人にも優しく接することにつながるでしょう。
また地球規模で考えるならば「SDGs 目標2 飢餓をゼロに 8億人を飢餓から救う」にもつながっていくと思います。
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